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肺動脈性肺高血圧症および間質性肺疾患に伴う肺高血圧症に対する吸入粉末剤MD-712の製造販売承認を申請

持田製薬株式会社は4月30日、肺動脈性肺高血圧症および間質性肺疾患に伴う肺高血圧症の治療剤として開発を進めている「MD-712(一般名:トレプロスチニル)」について、厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと発表しました。

肺動脈性肺高血圧症(指定難病86)および間質性肺疾患に伴う肺高血圧症は、肺動脈の圧力が上昇し、労作時の呼吸困難、易疲労感、動悸、めまいなどの症状を伴います。進行すると心不全を引き起こす難治性の希少疾患とされています。

MD-712は、トレプロスチニルを一般名とする有効成分を含んだ吸入粉末剤です。薬剤があらかじめ充填されたカートリッジを、手のひらに収まるコンパクトな専用吸入器に装着して使用します。利便性と携帯性に優れた製剤であり、米国では2022年より「TYVASO DPI」という製品名で販売されています。

持田製薬は、ユナイテッド・セラピューティクス社との契約に基づき導入した肺動脈性肺高血圧症治療剤「トレプロスト注射液」を2014年より販売しています。さらに2023年には「トレプロスト吸入液」を発売し、2024年には間質性肺疾患に伴う肺高血圧症への効能・効果も追加されました。同社は、今回の本剤が加わることで肺高血圧症の治療選択肢がさらに拡大し、患者のQOL向上に貢献できるものと考えているとしています。

出典
持田製薬株式会社 プレスリリース

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