ALSの症状の進行を正確に予測するAIをイスラエルの大学が開発
イスラエルの大学が、ALSの症状進行を正確に予想するAIを開発し、特許申請中ということが発表されました。
ALSは、運動ニューロンが死滅していき、歩行が困難になり、最終的には発声や呼吸が難しくなっていくことが知られていますが、その進行にはかなりの個人差があり、急に進行する人から、１０年単位で徐々に進行していく人もいます。しかしながら、進行速度を正確に予測することは現在ではできておらず、その事自体がALSでわかってないことの１つでもありました。
人口統計学に基づいて、バイタルサインなどの臨床データを使用したAIによる高精度な予測が可能になったということです。同じく進行の予測が難しいパーキンソン病やアルツハイマー病にも応用可能であるという見解を示しており、今後の発展が期待される研究です。
