【米】デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)心筋症治療薬CAP-1002、FDAより審査完了報告通知を受領
日本新薬株式会社7月14日、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)心筋症を適応とするCAP-1002(deramiocel)について、提携先の米Capricor社がFDA(米国食品医薬品局)から審査完了報告通知を受領したと発表しました。
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、主に幼児期の男児に発症し、筋力低下を中心に運動能力の低下、心臓や呼吸の問題、栄養、消化管、発達の症状が現れる疾患です。
審査完了報告通知とは、FDAが承認申請の審査が完了した時点で、現在の申請内容では承認を出せないと判断した場合に発行する通知書です。Capricor社は現在、この審査完了報告通知の内容を詳細に精査しており、米国における今後の進め方についてFDAと協議しながら決定していく方針です。日本新薬は、Capricor社と緊密に連携を取りながら、今後のスケジュールを検討していくとしています。