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ウィルソン病治療薬ノベルジンのオーソライズド・ジェネリックが新発売

ノーベルファーマ株式会社は12月8日、ウィルソン病治療剤(銅吸収阻害剤)低亜鉛血症治療剤「ノベルジン錠25mg」「ノベルジン錠50mg」のオーソライズド・ジェネリック(AG)である酢酸亜鉛錠25mg・酢酸亜鉛錠50mg「ノーベル」について、ライセンス契約締結先であるダイト株式会社が発売したと発表しました。

ウィルソン病は、肝臓や脳などの全身の臓器に銅が蓄積することで、肝臓などに障害をきたす疾患です。現在、治療には、酢酸亜鉛、塩酸トリエンチン、D-ペニシラミンの3つの経口薬が用いられており、どの薬剤を選択するかは病型や病状によって異なるものの、生涯にわたって治療が必要です。

今回発売となった酢酸亜鉛錠「ノーベル」は、ノベルジンと原薬、添加剤(処方)、製造方法、製造場所が同一です。ダイト株式会社が承認申請を行い、「ウィルソン病(肝レンズ核変性症)低亜鉛血症」を適応として製造販売承認を取得し、12月8日付で発売致しました。

ノーベルファーマ株式会社は「ノベルジン錠/顆粒について、これまで蓄積された使用成績に基づき、引き続き適正使用情報の伝達をはじめとする先発メーカーとしての責務を果たしてまいります」と述べています。

出典
ノーベルファーマ株式会社 プレスリリース

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