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LINEプログラム「たよって IBD」、炎症性腸疾患(IBD)患者さんが症状の悩みや治療目標を医師に適切に伝えるためのサポートを目的に開設

アッヴィ合同会社は11月27日、炎症性腸疾患(IBD)患者さんがひとりで抱え込むことなく、自分の症状の悩みや治療目標を医師に適切に伝えるためのサポートを目的としたLINEプログラム「たよって IBD」を開設したと発表しました。

炎症性腸疾患(IBD)は、大腸や小腸などの消化管に炎症が起こる疾患で、主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病があります。下痢や腹痛などの症状が現れるため、トイレの回数の急増や食事の制限により、患者さんの生活の質を低下させることがあります。現時点では、炎症性腸疾患(IBD)の完治につながる治療法はなく、患者さんの人生を通じて大きな負担となる可能性もある指定難病です。

アッヴィ合同会社が、今回LINEプログラム「たよって IBD」を開設した背景として、「患者さんと医師に対する意識調査」の結果より、患者さんが症状の悩みや治療に対する不満などをうまく医師に伝えられていない可能性が報告されていることがあります。

炎症性腸疾患(IBD)は、症状が落ち着いた状態を継続し、安定した日常生活を送ることも可能になってきたと言われています。その実現のためには、患者さんが医師へ悩みや治療目標を共有、適切な治療選択をすることが重要となってきます。

同プログラムでは、炎症性腸疾患(IBD)患者さんが、医師に自分の現在の症状や悩みと共に、治療目標となる目指したい状態やかなえたいことを伝えるために、①知る②記録する③伝えるの3つのステップに沿ってコンテンツを配信していきます。

・ステップ①「知る」
気付きを得るために、先輩患者さんたちのこれまでの経験などを配信し、炎症性腸疾患(IBD)と共に過ごす生活を振り返ります。
・ステップ②「記録する」
日々の病状を記録し、現在の自分の状態を把握します。
・ステップ③「伝える」
より良い診療時のコミュニケーションのコツを学びながら、現状を把握したうえで、自分に合った生活の目標設定を行い、目標を医師に伝えるための相談シートの作成ができるプログラムを提供しています。

アッヴィ合同会社はリリースにて「『悩んでいたはずなのに、いざ診察室で医師に相談しようと思っても、うまく伝えられない』そうした患者さんの悩みに応えるため、アッヴィは本プログラムの開発に取り組みました。患者さんがひとりで悩みを抱え込むことなく、医師に自分の状態や治療目標などを伝え、その目標に向けて医師と相談しながら治療に取り組める支援をしたい、そんな思いから『たよって IBD』というアカウント名にしています」と同プログラムの由来を説明するとともに、「本LINEプログラム『たよって IBD』を通じて、一人でも多くのIBD患者さんが、ひとりで悩みを抱え込まず、医師に積極的に相談することで適切に頼れるようにサポートします。それにより、患者さん本人が治療に積極的に取り組み、自分に合った適切な治療法と出会い、以前と変わらない日常生活を過ごせるようになることを目指します」と述べています。

画像はリリースより

出典
アッヴィ合同会社 プレスリリース

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