美容家の佐伯チズがALSを公表
美容家である佐伯チズ(76)は3月23日、自身のオフィシャルサイトおよびブログで、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患していることを公表しました。自身のブログには本人からのメッセージ動画も投稿されており、「諦めません、負けません、頑張ります」と決意を公表しました。
ブログ内の動画では、「半年ほど前から右足に違和感を感じ、昨年末には思うように動かすことができなくなりました。検査の結果、ALSと診断されました」と経緯を説明。続けて、「皆さんの健康 元気 キレイはずっと私の夢」だとコメントし、さらに「元気で明るく、笑顔を忘れないで」と、涙で声を詰まらせながら視聴者にメッセージを送りました。
筋萎縮性側索硬化症(ALS) は、進行性で致死的なの難病(指定難病2)です。脳から発せられた、筋肉を動かす指令を筋肉に届けるための神経が障害されることが明らかになっています。その結果、筋肉を動かす指令が脳から筋肉に伝わらず、筋肉が弱っていきます。ALSを診断するための目印(マーカー)がまだ見つかっていないので診断に時間がかかってしまいます。国内では1年の間に、10万人あたり約１人が新たにALSを発症すると推定されています。
