いつでも前向き難病のラッパー 29日、手術前のラストライブ【大分県】 竹田市中心に活動、児玉啓佑さん
指定難病の「特発性大腿骨頭壊死症」で手術・リハビリをひかえる大分県竹田市のラッパー児玉啓佑さん(K-SK)が、29日に手術前ラストライブを行います。
特発性大腿骨頭壊死症は、股関節にある大腿骨という骨の先端の骨頭部(骨盤のくぼみにはまっています)が、原因不明の血流低下により、栄養が届かなくなり、壊死してしまう病気です。壊死の結果、大腿骨頭が押しつぶされるようになると痛みが生じるようになりますが、うまく付き合うことで保存的治療をする場合もあれば、新興のために人工関節置換術をおこなう場合もあります。原因としては、ステロイドの長期使用や飲酒との強い関係が言われていますが、まだ十分に解明はされていません。近年では俳優の坂口憲二さんがこの病気で療養中となっています。
リハビリには時間がかかるとされているものの、病室でも楽曲制作に励むつもりで、退院後は復活ライブを行いたいという意気込みを語っています。入院し、手術、リハビリしていくことは、そんな気持ちを砕くことができるほど、辛いことを伴うでしょうが、なんとか最後は元気に戻ってきてほしいですね。