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おうしょくじんたいこっかしょう
黄色靱帯骨化症the ossification of the ligamentum flavum

指定難病68

黄色靱帯骨化症

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病気・治療解説

概要

黄色靱帯骨化症とは脊髄(神経)の後ろにある黄色靱帯という靭帯が、骨になってだんだん大きくなってしまい神経を圧迫して、おもに足の麻痺を起こす病気です。足のしびれや、歩きにくさ、膀胱の働きが悪くなります。

 

罹患数

神経が圧迫されて麻痺の症状が出る黄色靱帯骨化症患者さんの頻度は、はっきりわかっていませんが、平成25年度の黄色靱帯骨化症の特定疾患医療受給者証の所持者数は3,088名でした。CTスキャンを使った研究では、約36%の人に黄色靭帯の骨化があり、とくに30歳以降に多いことがわかりました。ただし、骨化があっても、神経麻痺が起こらなければ黄色靱帯骨化症と診断されません。

疫学

40歳以上の患者さんが多いです。男女の差はありません。

原因

黄色靭帯の骨化はいろいろな原因が重なって起こると考えられます。例えば、外力、加齢、遺伝、代謝などが原因としてあげられています。
大きくなった靭帯の骨化が、神経を圧迫すると症状が出ます。

遺伝

黄色靱帯骨化症が必ず遺伝するということはありません。ただし、遺伝しやすい家系はあるようです。

症状

患者さんの多い胸椎の黄色靱帯骨化症では、足のしびれ、締めつけられるような感じ、脱力感、歩きにくさ、排尿の障害(頻尿・尿漏れなど)がでます。

治療法

症状が軽い場合には、お薬で様子を見ることがあります。神経の麻痺が進む場合には、神経を圧迫している靭帯の骨化を取り除く手術をします。

経過

骨になった靭帯は、だんだん大きくなることがあり、神経を圧迫して麻痺が強くなることがあります。また、転んだりすると急に麻痺が進むことがあるので、注意が必要です。定期的な医療機関への受診をお勧めします。

患者さんに知って欲しいこと

転ばないように注意しましょう。また、定期的に医療機関へ受診しましょう。

※難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jpより、許可をいただき掲載しております。