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ちゅうかくししんけいけいせいいじょうしょう
中隔視神経形成異常症septo-optic dysplasia

指定難病134

他に、中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群もあります。

中隔視神経形成異常症

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病気・治療解説

概要

中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群は、眼の神経が生まれつき萎縮していて視力が弱かったり、いくつかのホルモンが十分に作れないためホルモン分泌不全症状(例えば成長ホルモン分泌不全だと低身長)がある疾患です。画像検査では脳の真ん中の構造である透明中隔や脳梁という部分が欠けていることがあります。
これらの特徴がすべて揃うものが典型例ですが、典型例は全体の30%程度であり、すべて揃わないことの方が多いです。
「中隔視神経 異形成 症」とも呼ばれることがあります。

罹患数

日本における正確な患者数は不明ですが、論文や学会等でこれまでに135名が報告されています。海外のデータで出生数1万人に対し1人という報告があります。

疫学

生まれつきの疾患なので中隔視神経形成異常症/ドモルシア症候群になりやすい体質というようなものはありません。

原因

若年出産や、母体の喫煙・飲酒・薬物摂取といった環境因子の影響が推測されています。
HESX1、SOX2などの遺伝子異常が報告されていますが、多くは原因不明です。

遺伝

家族例の報告もあり、遺伝子異常も報告されていますが、多くは原因不明の孤発例(遺伝性が明らかでないもの)であり、遺伝子異常も両親には認められない突然 変異 ですので、遺伝性は小さいと考えられます。

症状

視力が弱く、眼振などもみられることがあります。また、様々なホルモン分泌不全症状、具体的には低身長や低血糖、徐脈、多尿などの症状があらわれることもあります。また軽度から重度まで様々な程度の知的障害や運動発達の遅れがあり、てんかん発作を起こすこともあります。

治療法

疾患の根本的な治療法はありませんが、低身長などのホルモン分泌不全症状は、その足りないホルモンを補充することによって軽快します。てんかんを合併した場合は、抗てんかん薬による治療を行います。また、発達遅滞の程度に応じて療育やリハビリテーションを行う場合もあります。

経過

目の症状や発達の遅れで気付かれることが多く、ホルモン分泌不全症状は思春期以降に出現することがあります。発達、特に運動発達に関しては運動リハビリテーションなどで促進できることがあります。

患者さんに知って欲しいこと

ホルモン分泌不全があり副腎皮質ホルモンを補充している人は、感染症にかかったり、熱を出したり、手術など大きいストレスがかかるような状況の時は、補充している副腎皮質ホルモンの増量が必要です。

※難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jpより、許可をいただき掲載しております。