あくせいかんせつりうまち悪性関節リウマチmalignant rheumatoid arthritis arthritis
指定難病46
小児慢性疾患分類
- 疾患群-
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- 大分類-
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悪性関節リウマチ
全身性動脈炎型悪性関節リウマチ
末梢動脈炎型悪性関節リウマチ
病気・治療解説
悪性関節リウマチは「重症な関節リウマチ」ではなく、難治性の内臓病変や全身の血管炎など、関節以外の症状が認められる疾患で、指定難病46に定められています。
日本国内の患者数はおよそ5000人で、関節リウマチの患者さん(およそ60万人)のうち、0.6%ほどと考えられています。60歳代で診断を受ける患者さんが多く、男女比は1:2で女性に多い疾患ですが、通常の関節リウマチよりも男性患者さんの割合が多いという特徴があります。
悪性関節リウマチの原因は不明です。家族に関節リウマチの患者さんがいる場合、およそ12%で認められることから、体質や遺伝的な要因が発症に関与しているとも考えられています。
悪性関節リウマチの治療は、副腎皮質ステロイド、抗リウマチ薬、生物学的製剤、免疫抑制薬などが用いられます。このほか、 血漿交換療法が行われることもあり、症状や重症度などによって治療選択は異なります。