小児慢性特定疾病医療費助成制度の対象に26疾病が追加、小児慢性特定疾病情報センターが疾病一覧を公開
小児慢性特定疾病情報センターは、小児慢性特定疾病対策の対象疾病一覧を更新し、令和3年11月1日版として公開しました。このリストは厚生労働省告示などに基づき、同センターが作成したものです。
リンク:対象疾患一覧(PDF)(小児慢性特定疾病情報センターウェブサイト)
小児慢性特定疾病医療費助成制度の対象となる疾病は、11月1日より新たに26疾病が追加され、788疾病に拡大しました。
新たに追加された疾病
- ・ギャロウェイ・モワト症候群
- ・鰓耳腎症候群
- ・常染色体優性尿細管間質性腎疾患
- ・ホルト・オーラム症候群
- ・徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症
- ・PCDH19関連症候群
- ・環状20番染色体症候群
- ・アイカルディ症候群
- ・ミオクロニー欠神てんかん
- ・ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん
- ・大田原症候群
- ・早期ミオクロニー脳症
- ・遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん
- ・視床下部過誤腫症候群
- ・WDR45関連神経変性症
- ・ビタミンB6依存性てんかん
- ・片側巨脳症
- ・早産児ビリルビン脳症
- ・DDX3X関連神経発達異常症
- ・GRIN2B関連神経発達異常症
- ・PURA関連神経発達異常症
- ・CASK異常症
- ・先天性グリコシル化異常症
- ・染色体又は遺伝子異常を伴い特徴的な形態的異常の組み合わせを呈する症候群(バインブリッジ・ロパース症候群、ヴィーデマン・スタイナー症候群、コーエン症候群、ピット・ホプキンス症候群)
- ・限局性強皮症
- ・タナトフォリック骨異形成症
なお、同センターのウェブサイトでは全疾病のリストに加え、各疾患の説明や診断の手引き、医療意⾒書が公開されています。併せて、一般の方向けのポスターも作成・公開されています。