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高コレステロール血症の新薬レパーサ(エボロクマブ)の治験を受ける前に知っておきたい7つのこと

タグ:高コレステロール血症
2017年3月23日
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高コレステロール血症の新薬レパーサ(エボロクマブ)について

脂質異常症とは、悪玉と呼ばれるLDLコレステロール値が高かったり、善玉と呼ばれるHDLコレステロール値が低かったり、トリグリセライド値が高い状態のことをいいます。 これら3つの指標が異常値となると動脈硬化が起こったり、それが進展して脳梗塞、心筋梗塞といった死の危険性がある病気を起こします。 ですので、脂質異常症は早期治療が必要です。治療方法はこの3つの内どの値の数値に異常があるのか?により治療が分かれ、例えばLDLコレステロール値が高い場合はスタチンと呼ばれるHMG-CoA還元酵素阻害薬が使われ、HDLコレステロール値が低い場合やトリグリセライド値が高い場合にはフィブラート系薬剤が使われます。 このように脂質異常症は既存の治療薬で十分な治療効果が得られるので、治療満足度の高い病気と言われています。しかし、治療満足度が高い脂質異常症の患者さんの中には現在の治療で十分な治療効果を享受できない患者さんもいます。そのような患者さんには レパーサ(エボロクマブ) が期待できる可能性が高いです。レパーサは脂質異常症の内LDLコレステロール値が高い患者さんに投与される薬で、HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン)で効果不十分な患者さんに投与することで、LDLコレステロール値を改善させます。

レパーサ(エボロクマブ)の添付文書情報

製品名

レパーサ皮下注140mg シリンジ(Repatha)

一般名

エボロクマブ(Evolocumab)

用法用量

エボロクマブとして140mgを2週間に1回又は420mgを4週間に1回皮下投与する

効能効果

家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症 ※ただし、心血管イベントの発現リスクが高く、HMGCoA還元酵素阻害剤で効果不十分な場合に限る。

主な副作用

糖尿病、注射部位反応、肝酵素異常、CK(CPK)上昇、頚動脈内膜中膜肥厚度増加、筋肉痛

製造承認日

2016年4月21日

薬価

22,948円(レパーサ皮下注140mgシリンジ1mL筒 )

レパーサ(エボロクマブ)の作用機序

エボロクマブはLDL受容体分解促進タンパク質であるPCSK9に高い親和性を示し、PCSK9のLDL受容体への結合を阻害します。また、培養ヒト肝細胞系において、PCSK9刺激によって低下したLDL取り込みを増加させました。

レパーサ(エボロクマブ)の最新文献

1)A 52-Week Placebo-Controlled Trial of Evolocumab in Hyperlipidemia

文献の概要

食事療法のみ,低用量のアトルバスタチン,エゼチミブ併用/非併用の高用量のアトルバスタチンによる治療中の高コレステロール血症患者さんに対して、レパーサもしくはプラセボを上乗せ投与してその有効性(LDLコレステロール値)を52週間に渡り観察検証した試験。結果はいずれの郡においても、プラセボと比較してレパーサが有意にLDLコレステロール値を低下させることが分かった。

文献の出典

The New England of Medicine

文献の発刊日

2014年5月8日

レパーサ(エボロクマブ)の口コミ

医師のコメント

その他医療関係者のコメント

レパーサ(エボロクマブ)の治験情報

1)Long Term Post Marketing Specified Drug Use Result Survey for Evolocumab in Japan

治験の概要

日本人の家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症患者さんに対して、レパーサ発売後に投与したその有効性、安全性を検証する治験

治験の期限

2020年4月

参考資料

1)アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社プレスリリース 2)動脈硬化性疾患予防ガイドライン
タグ:高コレステロール血症

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