RareS. | 多発性硬化症の新薬オクレリズマブの治験を受ける前に知っておきたい7つのこと

HOME > レアズニュース > 多発性硬化症の新薬オクレリズマブの治験を受ける前に知っておきたい7つのこと

多発性硬化症の新薬オクレリズマブの治験を受ける前に知っておきたい7つのこと

タグ:多発性硬化症
2017年3月29日
  • googleplus
  • はてなブックマーク
  • LINE


多発性硬化症の新薬オクレリズマブについて

多発性硬化症は、手足の麻痺、しびれ、歩行障害、視力障害、排尿障害など多種多様な重篤な神経症状を示す慢性の神経疾患です。 多発性硬化症の原因は未だにはっきりしていませんが、ウイルス、細菌などの外敵から体を守る免疫で重要な役割を担うリンパ球が、何らかのきっかけで自分の体を外敵とみなして誤って自分自身を攻撃してしまう自己免疫疾患の1つと考えられています。 多発性硬化症は再発、寛解を繰り返しながら慢性に経過します。再発の回数は1年に1回3、4回する人もいれば、数年に1回など人により異なります。 再発の可能性が高い慢性疾患であるだけに、多発性硬化症の患者さんはこの病気と長く付き合わなければなりません。そのため、有効性は以上に服薬コンプライアンスを遵守できる新薬の開発が求められております。この点で、 オクレリズマブ は6ヶ月に1回の静脈注射による投与回数ですので、既存の治療薬と比較して明らかに投与回数の軽減が達成できる多発性硬化症の新薬です。 さらに、多発性硬化症の免疫学的発症機序の解明が進み、B 細胞の除去が治療に有効であることも示唆されているので、既存の治療薬と同等以上の有効性が期待されているのです。

オクレリズマブの添付文書情報(仮)

製品名

OCREVUS

一般名

オクレリズマブ (ocrelizumab)

用法用量

未定(オクレリズマブ600mgを1回、6ヶ月ごとに静脈注射する)

効能効果

未定(再発難治性多発性硬化症)

主な副作用

未定(注射部位反応、感染症)

製造承認日

2017年3月28日(アメリカ)

オクレリズマブの作用機序

ヒト化モノクローナル抗体であるオクレリズマブは、CD20陽性B細胞を選択的に除去することで多発性硬化症患者さんの進行を抑制する

オクレリズマブの最新文献

1)Ocrelizumab versus Placebo in Primary Progressive Multiple Sclerosis

文献の概要

一次進行型多発性硬化症患者さんに対してオクレリズマブを投与する郡、プラセボを投与する郡に分けて、その有効性(12週の時点で障害進行が確認されている患者の割合)を検証した試験。その結果、プラセボと比較してオクレリズマブは有意に障害進行が確認される患者さんが少ないことが判った。

文献の出典

The New England of Medicine

文献の発刊日

2017年1月19日

オクレリズマブの口コミ

医師のコメント

その他医療関係者のコメント

オクレリズマブの治験情報

1)Study to Evaluate the Effectiveness and Safety of Ocrelizumab in Participants With Early Stage Relapsing Remitting Multiple Sclerosis (RRMS)

治験の概要

早期再発寛解型多発性硬化症患者さんに対してオクレリズマブ600mgを24週間に1回静脈投与し、その有効性(障害進行が確認されている患者の割合)を検証する治験

治験の期限

2020年1月19日

参考資料

1)ロシュプレスリリース 2)多発性硬化症治療ガイドライン
タグ:多発性硬化症

この記事をシェアする

  • googleplus
  • はてなブックマーク
  • LINE

関連記事relations

    記事はありません。


アクセスランキングAccess Ranking