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関節リウマチの新薬オルミエント(バリシチニブ)の治験を受ける前に知っておきたい7つのこと

タグ:関節リウマチ
2016年12月31日
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関節リウマチの新薬オルミエント(バリシチニブ)とは

自己免疫、遺伝、喫煙など複数の因子が発症と関係していると考えられている病気が関節リウマチです。関節リウマチの症状は痛みを伴う関節の腫れ、こわばりなどで、症状が進行すると関節変形、関節破壊を発症します。 関節リウマチは命に関わる症状を発症させる病気ではありませんが、他の免疫疾患、または合併症を併発することで命を落とす危険性はあります。 ですので、癌と同じくらいに日進月歩でその治療方法の開発が進められているのです。 関節リウマチの治療は1999年に国内発売されたメトトレキサートの登場で劇的に変わりました。メトトレキサートは2017年現在においても世界で最も使われる抗リウマチ薬の第一選択薬です。安価で経口薬である手軽さから、関節リウマチの治療には欠かせない存在です。 しかし、骨髄抑制、慢性肝疾患などを合併している患者さんはメトトレキサート製剤が使いにくく、またメトトレキサートでは効果が不十分な患者さんも存在します。 そんな患者さんのためにメトトレキサートとは別の作用機序を持つエタネルセプト、アダリムマブなどの生物学的製剤、トファシチニブ、 オルミエント(バリシチニブ) などのJAK(ヤーヌスキナーゼ)阻害剤が次々と開発されています。オルミエント(バリシチニブ)はトファシチニブと同じ作用機序ではありますが、JAKファミリーの中でも特にJAK1、2を選択的に阻害するために、その有効性が高いと考えられています。 また、同じ経口薬でありながら、1日1回服用するだけでその効果が持続することから、服用コンプライアンスの高い新薬として期待されています。

オルミエント(バリシチニブ)の添付文書情報(仮)

製品名

オルミエント

一般名

バリシチニブ(Baricitinib)

用法用量

未定(バリシチニブとして2mg/日もしくは4mg/日を経口投与する)

効能効果

未定(既存治療で効果不十分な関節リウマチ)

主な副作用

好中球数減少,血清クレアチニン上昇,低比重リポ蛋白コレステロール上昇

製造承認日

未定

オルミエント(バリシチニブ)の作用機序

バリシチニブ オルミエント(バリシチニブ)は1日1回の経口薬です。関節リウマチの原因と考えられているJAK依存性サイトカインの中でも、JAK1及びJAK2を選択的に阻害剤します。生化学的検査において、オルミエント(バリシチニブ)は JAK3よりもJAK1及びJAK2 に対して約100倍の阻害効力を発揮することが判っています。

オルミエント(バリシチニブ)の最新文献

・2016年3月 1)Baricitinib in Patients with Refractory Rheumatoid Arthritis 1 種類以上の腫瘍壊死因子阻害薬、他の生物学的 DMARD、またはその両方で十分な効果が得られなかった難治性関節リウマチ患者さんに対して、オルミエント(バリシチニブ)2mg単剤療法、またはオルミエント(バリシチニブ)4mg単剤療法、またはプラセボ単剤療法を実施し、その有効性(ACR20)を検証した試験。

オルミエント(バリシチニブ)の口コミ

医師のコメント

その他医療関係者のコメント

オルミエント(バリシチニブ)の治験情報

1)An Extension Study in Participants With Moderate to Severe Rheumatoid Arthritis

治験の概要

オルミエント(バリシチニブ)の治療で寛解した関節リウマチ患者さんに対して寛解後も48ヶ月間オルミエント(バリシチニブ)4mg/日の経口投与を継続し、その安全性を検証する治験

治験の期限

2020年12月

参考資料

1)関節リウマチ診療ガイドライン2014 2)イーライリリープレスリリース
タグ:関節リウマチ

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