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炎症性腸疾患の疾患活動性を迅速に評価する血清バイオマーカーを実用化-NIBIOHN - QLifePro医療ニュース

タグ:潰瘍性大腸炎
2018年09月13日 10時
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炎症性腸疾患の疾患活動性を迅速に評価する血清バイオマーカーを実用化-NIBIOHN - QLifePro医療ニュース


炎症性腸疾患は、腸管に慢性・再発性の炎症を引き起こす原因不明の難病で、潰瘍性大腸炎とクローン病に大別され、厚生労働省により指定難病に定められている。標準的治療としては、5-アミノサリチル酸製剤やステロイド製剤、免疫調節薬が使用されてきたが、近年生物学的 ...

RareS.コメント

指定難病の「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」などの炎症性腸疾患において、内視鏡での粘膜病変と相関するバイオマーカーを用いた血液検査が実用化され、製造販売承認されました。

潰瘍性大腸炎は、安倍首相も悩まされているということで一時期有名になった疾患ですが、近年アサコールやリアルダ、日本での発売が待たれているエンティビオなど、新薬が次々に発売されるようになっています。また、クローン病もブデゾニドやステラーラ、同じくエンティビオなど新薬が発売されるようになっています。近年劇的に治療成績が向上している中で、内視鏡により炎症が見られない「粘膜治癒」という状態を維持することが大事とされています。

今回製造販売承認された検査は、ロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)という物質を測ることで、従来の血液マーカーよりも内視鏡検査による疾患活動性評価と非常に強く相関する疾患活動性の変化を簡便かつ適切に評価できると言われています。また、この測定は検査施設を持つ病院で実施可能で、その日の診察の間に結果を得ることができるということです。

寛解していたとしても、今自分の体がどういう状態であるかがわからないと、不安を感じてしまうことがあります。しかし、このようなバイオマーカーが実用化されると、治療成績が良くなり、うまくコントロールできるようになるということだけでなく、気持ちの面でも安心できたり、日々の生活での適切な心がけをできるようになるでしょう。今回の検査は、様々な炎症性疾患への応用も考えられています。また、医療的にも「体がどのような状況であるか」ということを客観的に測ることは、治療や、治療法の開発に向けて極めて大事であることから、様々な疾患で簡便に調べられるバイオマーカーを探す研究は行なわれています。期待していきたいですね。


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引用元:QLifePro医療ニュース
タグ:潰瘍性大腸炎

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