RareS. | 寄生虫が人間の味方に? 慈恵医大、自己免疫疾患治療へ研究開始 - 毎日新聞

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寄生虫が人間の味方に? 慈恵医大、自己免疫疾患治療へ研究開始 - 毎日新聞

タグ:潰瘍性大腸炎
2018年03月15日 02時
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国内のクローン病患者は2014年時点で約4万人、潰瘍性大腸炎の患者は約17万人で、ともに30年前より18倍以上増加した。一方、衛生状況の悪い発展途上国は先進国と比べて自己免疫疾患の患者が少なく、寄生虫が少ない清潔な環境が免疫システムのトラブルを引き起こしているのではないかと指摘されている ...

RareS.コメント

炎症性腸疾患の患者数は年々増加傾向にあります。2014年末時点での潰瘍性大腸炎の患者数は17万人、クローン病は4万人、新たに発症した患者は潰瘍性大腸炎で年間1万人を超えています。2000年時と比較すると患者数は2倍以上になりました。

現在、この炎症性腸疾患に対して様々な治療アプローチが研究されていますが、東京慈恵医科大学では患者の腸に豚鞭虫(ぶたべんちゅう)の卵を入れる臨床研究が行われているようです。 免疫システムには細菌やウイルスに反応するタイプと、寄生虫や花粉に反応するタイプがあり、一方が働くともう一方は抑えられバランスを取り合っているとされています。炎症性腸疾患の患者では細菌に反応する免疫システムが過剰に働いていると考えられており、寄生虫を感染させることでその働きを抑えることが目的とのこと。

臨床研究で使用されるのは、タイで市販されている豚鞭虫の卵入りのサプリメント。1本1万数千円。米国では医師の処方箋があれば購入でき、ドイツでも年内に食品として認可される見通しのようです。

衛生状態の悪い発展途上国では自己免疫性疾患の患者は少なく、生物学的に「きれい過ぎる」環境が免疫システムにトラブルを引き起こしているのではないかとのこと。

研究対象として成人男性12名を一般募集しているようです。ご興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。


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引用元:毎日新聞
タグ:潰瘍性大腸炎

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