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ファイザー ドマグロズマブのデュシェンヌ型筋ジストロフィーの試験中止 治療効果みられず - ミクスOnline

タグ:筋ジストロフィー
2018年09月07日 03時
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ファイザーは9月6日、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(以下、DMD)の治療薬として開発中のドマグロズマブ(遺伝子組換え、開発コード:PF-06252616)について、有意な治療効果がみられなかったことから臨床試験の中止を決めたと発表した。この臨床試験には日本も参加し ...

RareS.コメント

ファイザーは、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療薬として開発中だったドマグロズマブという薬の臨床試験の中止を決めました。

今回行われた治験は、3段階あるうちの2段階目の試験で、ドマグロズマブの長期的な有効性と安全性を確かめるものでしたが、2年間程度の試験の結果、主要となる評価項目において目指していた結果が得られなかったことから、中止となってしまいました。そのうえで、ファイザーは今回の臨床試験から得られた知見の理解を深めるため、今後もデータの評価、アカデミアや筋ジストロフィーに関わるコミュニティとの結果共有を予定しています。

今回の薬は残念ながら失敗となってしまいました。しかし、今回の試験から得られた治験は共有されていくことになっています。しばしば言われることですが、アカデミア(大学)で行われる研究は、公開の義務が課されている研究を除き、失敗してしまった場合はそのままお蔵入りしてしまい、日の目を見ることはありません。これは、そのような情報を公開していく場がないこともありますが、研究者は常に厳しい競争にさらされていることから意図的に秘匿していく傾向があることも言われています。科学コミュニティでは、論文がパブリッシュされ、それを誰かが引用し、インスピレーションをうけ、新たな研究が指導するという良い相互作用関係がある一方、現実には研究テーマが丸かぶりすることでいがみ合いが生じたり、秘匿してしまうことも生じてしまいます。この問題は、競争心というものが善にも悪にもなりうる危うさの中で、感情を持つ人間である研究者が自分自身と向き合っていくべき問題なのかもしれません。


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引用元:ミクスOnline
タグ:筋ジストロフィー

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