RareS. | 北海道大学、新たな神経変性疾患を発見、遺伝子も同定

HOME > ニュース一覧 > 北海道大学、新たな神経変性疾患を発見、遺伝子も同定

北海道大学、新たな神経変性疾患を発見、遺伝子も同定

タグ:パーキンソン病
2018/2/23
  • googleplus
  • はてなブックマーク
  • LINE


北海道大学大学院医学研究院の矢部一郎准教授らの研究グループは,認知症とパーキンソン症状を主な症状とする新しい神経変性疾患があることを発見したと発表しました。 神経変性疾患は、中枢神経の中の特定の神経細胞群が徐々に死んでゆく病気で、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などが知られています。いずれも難病であり、  ・・・

RareS.コメント

1月17日に、北海道大学は認知症とパーキンソン症状を主症状とする新たな神経変性疾患と、その原因遺伝子を同定したと発表しました。

神経変性疾患は、脳や脊髄の神経細胞が徐々に機能しなくなってゆく疾患で、その原因は解明されていません。新たに発見された神経変性疾患は認知症とパーキンソン症状を主な症状とし、脳の海馬と呼ばれる部分の神経変性と、タウ蛋白の蓄積も伴うとされています。 家族歴のある患者を対象に遺伝子解析を行ったところ、認知症とパーキンソン症状を主な症状とする【進行性核上性麻痺(PSP)】や、パーキンソン病、認知症の原因遺伝子として報告されている遺伝子での変異は認められませんでした。

この新たな神経変性疾患ではBassoon(BSN)遺伝子と呼ばれる神経同士のつなぎ目に存在するタンパク質を作る遺伝子に変異が確認されていて、進行性核上性麻痺(PSP)の疑いがあると診断された方の10%にもその変異が認められたと報告されています。BSN遺伝子変異のあるラットでは不溶性のタウ蛋白の蓄積も認められています。

この新たな神経変性疾患の発見が、同様の症状を示す疾患の解明や、治療法の開発に繋がってゆくことが期待されます。


続きはこちら

引用元:
タグ:パーキンソン病

この記事をシェアする

  • googleplus
  • はてなブックマーク
  • LINE

関連記事relations


アクセスランキングAccess Ranking