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L-フェニルアラニン化合物の表記欠落 飲料2商品回収 - フーズチャネル

タグ:フェニルケトン尿症
2018年08月03日 15時
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L-フェニルアラニン化合物の表記欠落 飲料2商品回収 - フーズチャネル


すっきり爽快サイダー、ランウォーク. 【内容】 「すっきり爽快サイダー」「ランウォーク」の商品表示で「アスパルテーム」と記載があるが、L-フェニルアラニン化合物を含む旨の表記がないため、回収・返金する。フェニルケトン尿症の人が喫食した場合、病状が悪化する可能性がある。

RareS.コメント

株式会社ジェイエイビバレッジ佐賀により発売されている「すっきり爽快サイダー」と「ランウォーク」に関して、指定難病である「フェニルケトン尿症」を悪化させる可能性のあるL-フェニルアラニン化合物を含む旨の表記がなされていなかったため、商品回収・返金が行われました。

フェニルケトン尿症は、必須アミノ酸であるフェニルアラニンをチロシンへ変換する酵素が先天的に異常を持っている疾患で、フェニルアラニンが体内に蓄積することにより、変化が生じてフェニルケトンとして尿中に排泄されることから病名がつけられています。血液中のフェニルアラニンが高いままの状態が持続することにより、発達遅滞などの神経症状を発症を引き起こします。また、本来フェニルアラニンから作られているはずのチロシンが欠乏することで赤毛や色白などの色素欠乏症が生じます。現状としてはフェニルアラニンを食事から摂らないように、低たんぱく食と治療用ミルクを使用する食事療法が中心となっています。米国では初の治療薬であるPalynziqが販売され、酵素補充療法で使われるようになっています。

日本ではまだPalynziqは販売されていないため、治療の中心は食事療法であることをかんがえると、今回のような表記漏れは大変深刻な問題になりうる可能性を持っています。アレルギーの表示もそうですが、業者や大多数の方などの関係ない人にとっては内容物表記など全くどうでもよい話なのかもしれません。しかし、忘れずにそれを表記するだけで、普段から慎重な生活を余儀なくされている人が少しでも安心して楽しく食べたり飲んだりできるようになると思うと、規則の面だけでなく、心の面でも絶対におこなっていってほしいですね。


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引用元:フーズチャネル
タグ:フェニルケトン尿症

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