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潰瘍性大腸炎の新薬AJM300の治験を受ける前に知っておきたい7つのこと

タグ:潰瘍性大腸炎
2016年12月21日
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潰瘍性大腸炎の新薬AJM300

潰瘍性大腸炎とは大腸、特に直腸にびらんや潰瘍が形成される突発性または非特異性の炎症性疾患です。この病気であることに気づきやすい症状としては排便回数の増加です。重症例では1日6回以上、軽症例でも1日4回程の排便回数になり、かつ便に血が混じります。 日本国内での患者数は約17万人、10万人あたり100人程度の発症確率です。発症年齢は30歳以下の成人に多いことが判っていますが、その原因は不明です。免疫力の低下、心理的ストレスなど複数の要因が潰瘍性大腸炎の発症と関係していると考えられています。 潰瘍性大腸炎と似た症状が出る疾患にはクローン病がありますが、潰瘍性大腸炎とクローン病の違いは潰瘍性大腸炎による炎症部位が大腸だけであるのに対して、クローン病は消化管内部のあらゆる部位に炎症が出ることです。 潰瘍性大腸炎の死亡率は重症度にもよりますが健常人と同じです。重症度別に軽度中等度、重症、劇症の3つに治療方法は分かれています。 潰瘍性大腸炎の約7割は軽症例と言われていますが、残り3割の患者さんは既存治療薬では効果がない、または効果を維持することができない可能性が高いです。このような患者さんのために味の素が開発した新薬が AJM300 です。AJM300と同じ作用機序を持つ潰瘍性大腸炎の薬としては武田薬品工業が開発したベドリズマブがありますが、その剤形は注射薬のみで経口薬はありません。 AJM300はα4インテグリンを阻害する世界初の経口薬であることから世界が注目し、このAJM300欲しさにエーザイは味の素との持株会社を作ったとさえ言われております。蛇足になりますがAJMとは、 A・ア・J・ジノ・M・モト です。

AJM300の添付文書情報(未定)

製品名

不明

一般名

AJM300

用法用量

未定(AJM300として1日3回を経口投与)

効能効果

未定(潰瘍性大腸炎:抗TNFα抗体または免疫調節薬による治療に対し、効果不十分、効果が持続しない、もしくは不耐性である、あるいはコルチコステロイドによる治療に対し、効果不十分、不耐性である、もしくは依存性を示す、中等度の活動期潰瘍性大腸炎に対する臨床症状の改善および寛解の導入および維持、内視鏡所見の改善、ならびにコルチコステロイド非併用下での寛解達成)

主な副作用

未定(鼻咽頭炎、肝機能異常)

製造承認日

未定

AJM300の作用機序

リンパ球の腸管への遊走に必須の分子であるα4インテグリンを阻害することで特定のリンパ球の消化管細胞への浸潤を阻害する

AJM300の最新情報

1)Safety and Efficacy of AJM300, an Oral Antagonist of α4 Integrin, in Induction Therapy for Patients With Active Ulcerative Colitis

概要

中等症の潰瘍性大腸炎患者に対してAJM300を8週間投与する群とプラセボを8週間投与する群に分けた結果、有効率がプラセボ群では25.5%であったのに対してAJM300群では62.7%と有意に高率であった。

出典

Gastroenterology

配信日

2013年12月

AJM300の口コミ

医師のコメント

その他医療関係者のコメント

潰瘍性大腸炎・クローン病の名医

1)鈴 康夫 医師(東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座) 2)松井 敏幸 医師(福岡大学筑紫病院臨床医学研究センター(消化器内科)) 3)松本 主之 医師(岩手医科大学消化器内科消化管分野) 4)樋渡 信夫 医師(広瀬病院) 5)平田 一郎 医師(大阪中央病院消化器内科) 6)花井 洋行 医師(浜松南病院消化器病・IBDセンター) 7)小林 清典 医師 (北里大学病院消化器内科) 8)田中 信治 医師(広島大学病院内視鏡診療科) 9)押谷 伸英 医師(愛染橋病院内科) 10)蘆田 知史 医師 (札幌徳洲会病院IBDセンター) 11)井上 詠 医師(慶應義塾大学消化器内科) 12)平井 郁仁 医師(福岡大学筑紫病院炎症性腸疾患センター) 13)杉田 昭 医師 (横浜市立市民病院・炎症性腸疾患センター) 14)渡邉 聡明 医師(東京大学腫瘍外科・血管外科) 15)藤井 久男 医師(吉田病院消化器内視鏡・IBDセンター) 16)中村 志郎 医師(兵庫医科大学炎症性腸疾患学講座内科部門) 17)松井 敏幸 医師(福岡大学筑紫病院臨床医学研究センター(消化器内科)) 18)杉田 昭 医師(横浜市立市民病院・炎症性腸疾患センター) 19)二見 喜太郎 医師(福岡大学筑紫病院外科) 20)安藤 朗 医師(滋賀医科大学・消化器内科) 21)金井 隆典 医師(慶應義塾大学消化器内科) 22)長堀 正和 医師(東京医科歯科大学・消化器内科) 23)穂苅 量太 医師(防衛医科大学校内科学(消化器)) 24)渡辺 憲治 医師(大阪市立総合医療センター消化器内科) 25)仲瀬 裕志 医師(札幌医科大学医学部消化器内科学講座) 26)竹内 健 医師(東邦大学医療センター佐倉病院・消化器内科) 27)上野 義隆 医師 (広島大学病院内視鏡診療科) 28)余田 篤 (大阪医科大学小児科) 29)樋田 信幸 医師(兵庫医科大学炎症性腸疾患学講座内科部門)

AJM300の治験情報

※AJM300の治験は現在のところありません。 参照 1)EAファーマ株式会社プレスリリース 2)潰瘍性大腸炎の診療ガイド
タグ:潰瘍性大腸炎

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